
「JINS」の店頭で、AIサービス「JINSBRAIN(ジンズ・ブレイン)」を使って接客するイメージ【拡大】
人工知能(AI)を使ったサービスが身近に広がってきた。眼鏡選びや住宅探しなどで、利用者にとっては気兼ねなく質問でき、情報を得られる。サービスを提供する企業も基本的な作業をAIに任せることで、省力化できるメリットがある。
眼鏡チェーン店「JINS」を展開するジンズは、眼鏡が自分に似合うか判定するAI「JINS BRAIN(ジンズ・ブレイン)」を2016年11月に導入。オンラインショップのサイトや店頭で利用できる。
顔と眼鏡を組み合わせた画像から、AIが似合うかどうかを「マッチ度」としてパーセントで判定する。70%を超えればお勧めだ。約3000人の従業員が評価した約6万件の画像データが基になっている。「男性目線」と「女性目線」でそれぞれ判定するが、評価が分かれる場合もある。
利用者からは「機械的に判定するので、率直な見方が聞ける」「流行のフレームが似合うか、自分だけで確かめられた」と好評だ。
店員も「どのくらい似合っているか、数字で示せるので説得力が出る。より深い接客につながる」と話していた。
インターネット専業の不動産関連会社イタンジ(東京)は、東京都中心にネットによる賃貸物件紹介など仲介サービス「ノマド」を展開している。利用者が条件を入力すれば、AIが物件を紹介する。人間が気付かない提案をすることもある。