《想定以上の反響でたちまち品薄状態になり、急きょ増産が決定したロート製薬の「スライム目薬」。スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」とのコラボ商品だ。こだわりぬいた商品はどのように生まれたのか? 舞台裏に迫った。[青柳美帆子,ITmedia]》
ロート製薬とスクウェア・エニックス(SQEX)がコラボした「スライム目薬」が売れている。国民的ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」(DQ)に登場するモンスター「スライム」をモチーフにした商品で、クリアブルーの“スライム形”容器に、特徴的な顔が描かれている。キャッチコピーは、目薬「ロートジー」の爽快感とDQシリーズに登場するフレーズ「かいしんの一撃」を掛けた「かいしんの一滴」だ。
目薬の容器だけではなく、外箱でもゲームの世界観を表現するこだわりぶり。箱を開けると、「スライムボトルの こうげき! かいしんの一滴!」「さす/にげる/ぼうぎょ/どうぐ」といったDQのゲームを再現するようなテキストが目に入る。内部はバトルフィールドをイメージしたイラストが描かれており、目薬を置くとまるでスライムが出現したようにも見える。
5月に期間限定発売するとたちまち話題になり、品薄状態に。急きょ7月に増産を決定し、8月17日に再び店頭に並ぶ。