クラフトビール「よなよなエール」 20周年で初の刷新、井手社長が市場拡大に意欲

「クラフトビールをより定着させたい」と語るヤッホーブルーイングの井手直行社長(2017年9月7日、東京都港区)
「クラフトビールをより定着させたい」と語るヤッホーブルーイングの井手直行社長(2017年9月7日、東京都港区)【拡大】

 クラフトビールの有力メーカー、ヤッホーブルーイングは7日、主力商品「よなよなエール」(350ミリリットル缶、税抜希望小売価格248円)の風味を刷新し、今月中旬以降に出荷を始めると発表した。1997年の発売以来初めてのリニューアルで、井手直行社長は「クラフトビールという分野を市場に一層定着させたい」と会見で述べた。

 今回の刷新では、コクや甘み、苦みが特徴的だった従来の風味に対し、ホップの爽やかな香りと飲みやすさを際立たせた。販路拡大も進め、販売量を40%伸ばすのが目標だ。

 消費者のビール離れが進む一方、風味が個性的なクラフトビールの人気は高まりつつある。米国ではビール市場全体の1割強を占めており、まだ1%前後にとどまる日本では成長の余地が大きい。

 ヤッホーは2014年にキリンビールと資本・業務提携し、生産の一部を委託している。井手社長は「ビール酒税引き下げなどの追い風を生かし、販売拡大につなげたい」と話した。

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