
かまぼこ工場をリニューアルした神戸・中華街のゲストハウス「神戸なでしこ屋」【拡大】
簡易宿泊所を運営する神戸なでしこマネジメント(神戸市中央区)は、神戸市・元町の中華街「南京町」にゲストハウス「神戸なでしこ屋」をグランドオープンした。鉄筋コンクリート造で3階建て。客室は相部屋7室で、ベッド総数45床。料金は1泊約4000円。男女混合、女性専用など1人からグループの宿泊まで柔軟に対応する。
使用する建物はもともと、創業40年のかまぼこ工場だったが、後継者がいないことから2016年8月に廃業した。しかし、建物に愛着を持つオーナーからぜひ再生してほしいと要望を受けたことから、既存の持ち味を生かしながら周辺に溶け込むリノベーションを施した。
冬には1階にレストランを開業。農業法人神戸なでしこファームと提携し、地産地消の作物を用いる。宿泊者向けに朝食を提供するほか、農業収穫体験などのイベントも開催する。