日産不正、取引先のカルソニックカンセイが費用請求検討 車両出荷停止で

 日産自動車の新車の無資格検査問題を受け、日産と親密な部品大手カルソニックカンセイは26日、自社の生産停止に伴う費用請求を検討していると明らかにした。日産は国内販売する全ての車両の出荷を止めており、取引先が補償を求める動きが広がる可能性がある。

 カルソニックは運転席周辺の部品を手掛ける。日産の国内工場に専用ラインを持ち、売り上げの約8割を日産グループ向けが占める。日産は出荷停止で生産にも影響が出ている。これに伴ってカルソニックの専用ラインが一部止まっており、今後、従業員に自宅待機を命じる可能性がある。

 森谷弘史社長は東京都内で報道陣の取材に応じ、休業補償費の日産への請求について「考えないといけない」と述べた。

 サスペンション部品をつくるヨロズも26日、国内の自社工場の生産ラインを一部停止したと明らかにした。