インターネット通販サイト「楽天市場」で他人のポイントを電子マネーに交換したとして、兵庫、岐阜両県警は21日、電子計算機使用詐欺と不正アクセス禁止法違反の容疑で、いずれも中国籍で岐阜県各務原市の無職、孫路路(24)と王臣(25)の両被告=同罪などで起訴=を再逮捕した。
県警によると、2人は容疑を認め、「中国のQQチャットで知り合った中国人からIDなどを買った」と供述。ポイントはテレビ代や食事代に使ったほか、紙おむつを購入し中国に転売していたという。
再逮捕容疑は平成25年5月、孫容疑者が王容疑者に借りたパソコンを使い、川崎市やさいたま市の32~60歳の男女5人のIDとパスワードで楽天市場に不正アクセス。ポイント計約6万3300円分を自身のプリペイド型電子マネーに交換したとしている。