STAP論文捏造 自民会合で理研「小保方氏の人格否定ではない」

2014.4.3 09:10

小保方晴子研究ユニットリーダー

小保方晴子研究ユニットリーダー【拡大】

  • 調査委員会の会見で出された資料には「小保方氏がねつ造に当たる研究不正行為を行ったと判断した」と赤字で記されていた=1日午前10時47分、神戸市中央区の理化学研究所神戸研究所発生・再生科学総合研究センター(頼光和弘撮影)
  • 会見直前に報道陣に配られた資料には「小保方氏2つの点について研究不正行為があった。」と書いてあった=1日、東京都墨田区(大里直也撮影)
  • 酷似するSTAP細胞論文と別論文の画像=2014年3月14日現在、※ネイチャー誌に掲載されたSTAP細胞論文の画像(上段、同誌提供)と小保方(おぼかた)晴子氏が早稲田大に提出した2011年の博士論文の画像

 自民党は2日、文部科学部会などの合同会議を開き、新型万能細胞「STAP細胞」の論文をめぐり理化学研究所が公表した調査委員会最終報告書について議論した。

 会議には理研の野依良治理事長らが出席。出席者によると、理研側は小保方晴子・研究ユニットリーダーの不正を認定した報告書について「小保方氏の人格や人間性を否定するものではない」と述べた。STAP細胞の再現実験に取り組む意向も示した。

 出席者からは「倫理観を大事にする土壌を作ることが大事だ」「若手研究者の芽をつぶすことがないようにしてほしい」などの意見が出た。

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