工場見学の小3児童ら7人やけど 埼玉・上尾のブリヂストンサイクル、高温アルミ飛散

見学中の児童がやけどをしていた「ブリヂストンサイクル」の上尾工場=25日午後、埼玉県上尾市
見学中の児童がやけどをしていた「ブリヂストンサイクル」の上尾工場=25日午後、埼玉県上尾市【拡大】

 自転車メーカー「ブリヂストンサイクル」(埼玉県上尾市)の上尾工場で今月12日、部品の製造工程を見学中だった同市立大谷小3年の児童6人と女性教諭が、飛び散った高温のアルミ合金でやけどしていたことが25日、同社などへの取材で分かった。うち2人は現在も通院が必要な状態という。県警上尾署は、業務上過失傷害の疑いもあるとみて調べている。

 同社や大谷小によると、見学には3年生と引率教諭ら計約140人が参加。溶かしたアルミ合金で自転車部品を接合する工程を、約2メートル離れた通路から見学中、溶けたアルミの粒が飛散して児童の太ももから足首にかけて複数部位にかかった。119番はせず、工場内の診療所で応急手当て後、保護者に引き渡したという。

 溶けたアルミは600度以上になり、周囲への飛散を防ぐカバーが自動で下りる仕組みになっていたといい、上尾署が当時の状況を調べている。