
立ち往生したJR信越線の電車から降り、線路伝いに避難する乗客=12日午前8時13分、新潟県三条市【拡大】
JR信越線の普通電車が新潟県三条市で約15時間半、立ち往生したトラブルで、同県の米山隆一知事は16日、自らのツイッターで、乗客を降ろせば遭難などの危険があったとしてJR東日本の対応に理解を示した。
米山氏は「信越線の皆さんは本当に大変だったと思います。勿論反省点も改善点もありますが、冬季夜間悪天候下の移動は天候の急変で数百メートルでも遭難の可能性があり、転倒による骨折や将棋倒しの危険もありました。今後ともJRの対策に県として全面的に協力して参りますので、ご理解いただけますと幸いです」とツイートした。
JR東日本は、乗客を一晩降ろさなかった理由について「車外に出すのは危険で、安全を優先した」と説明している。