富士山でスラッシュ雪崩が発生、登山者らに注意呼びかけ

国土交通省富士砂防事務所の監視カメラがとらえた富士山のスラッシュ雪崩=静岡県富士宮市北山(同事務所提供)
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 5日に降った大雨の影響で、同日午後3時50分ごろから4時すぎにかけて、富士山西側の通称「大沢崩れ」付近で大規模なスラッシュ雪崩が発生していたことが分かった。国土交通省富士砂防事務所(静岡県富士宮市)が大沢川の標高2200メートルと同1500メートル付近に設置している監視カメラに映像が記録されていた。

 同事務所によると、スラッシュ雪崩は、降り積もった雪が多量の降雨によって水を含んだシャーベット状になり、地面の土砂とともに沢などを滑り落ちる現象。気温が急激に上昇してまとまった雨が降ると発生しやすくなり、富士山では毎年1~2回ほど起きているという。

 発生現場は富士山中腹のため、人家への影響は考えにくいというが、同事務所では「念のため渓流などには近づかないで」と登山者らに呼び掛けている。