電話通訳サービスを利用できる施設に掲示されるステッカー【拡大】
奈良県は、奈良公園(奈良市)周辺の飲食店や宿泊施設などが外国人観光客をおもてなしする際、電話で会話を支援する「奈良公園・多言語通訳センター」のサービス提供を始めた。英語と中国語、韓国語、フランス語に対応している。
県は今年度分として105万円の予算を確保しており、当面は今年3月末まで利用できる。支障がなければ来年度以降も続ける。
県によると、支援の対象は、サービスに登録している県新公会堂や飲食店など約40施設。外国人観光客に対応する場合、担当者がセンターに電話し、外国人観光客と受話器を渡し合うことで通訳サービスが受けられる。
迷子や落とし物、体調不良など緊急時の対応を想定しているという。
県は、通訳サービスを利用できる施設に掲示されるステッカーも作製した。
このサービス提供は、奈良市も市内の宿泊施設を対象に実施している。
県の担当者は「外国人観光客は奈良でも増加傾向にあり、おもてなし向上のために今後、連携できる店舗の拡大や言語の拡充も検討していきたい」と話している。