高知県の人は誰とでもお酒を酌み交わし、すぐに友達になります。そんな県民性を「ひとつの大家族」ととらえ、昨年6月、県は「高知家」というスローガンを出しました。
広末涼子さんを「高知家」の「娘」に起用した発足PVは1日で約11万4千アクセスがあり、スタート後1カ月のメディア露出などを広告費に換算すると約3億1200万円の効果がある、との試算もあります。
私たち一人一人がこの大家族の一員であり、プロモーションの「主役」でもあるように感じるのが、このキャンペーンの特徴。そのためでしょうか、県民の好感度は高く、1口100円募金でもらえる「高知家ピンバッジ」は6万5千個、何と予定の25倍を配布しました。
「家」の中には「衣食住」「子育て・教育」「レジャー」「仕事」「人間関係」などカテゴリーがあり、まだまだ発展できそう。無限の可能性さえ感じられます。
目標は高知家の家族を増やすこと、つまり県内への移住促進です。是非、高知家のサイト(http://www.pref.kochi.lg.jp/)にアクセスして、「お姉ちゃん」岡本真夜さんが作曲し、「姉さん」島崎和歌子さんが歌う「高知家の唄」も一度聞いてみてください!
<プロフィル>
おざき・みき
元高知放送アナ。子育てをしながらフリーで活動中。産業カウンセラーの資格を持ち、心に伝わる仕事を目指す!
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