【荻原博子の家計防衛術】
いよいよ4月に消費税が増税されます。以前、このコラムで「住宅や車、家電製品などは消費税アップ後の購入でも大丈夫」と書きましたが、日常の必需品についても「買いだめしておこう」と考えている人が多いのではないでしょうか。
ただ、買いだめは本当にお得なのでしょうか。
消費税率が5%から8%に上がっても給料が増えるとは限りません。雇用や給与などについて調べた厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、ボーナスや残業手当などは多少は増えているものの、基本給や役職手当に当たる「所定内給与」は昨年12月まで19カ月連続で減少しています。
給料が増えないと消費者の購買意欲も盛り上がらないので、店側は価格競争から抜け出せません。そうなれば、企業努力により、消費増税後も価格を据え置く店も出てくるでしょう。
また、買いだめすると、物がたくさんある安心感から使い方が雑になる傾向もあるようです。