成田空港は年末年始11%増 国際線、120万人と推計

 成田国際空港会社(NAA)は15日、年末年始期間(12月22日~来年1月3日)に成田空港で国際線を利用する旅客数が、前年同期比11%増の120万4100人に上るとの推計を発表した。

 NAAによると、夏ダイヤ以降に格安航空会社(LCC)の新規就航や増便があった韓国や香港を中心に各方面で好調が続くと予測。グアムは北朝鮮のミサイル発射計画表明の影響からは回復傾向だが、大手航空会社の減便などにより低調になりそうだとみている。

 一方、羽田空港の国際線旅客ターミナルビルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)は、同5・9%増の64万1700人で過去最多規模と推計している。

 両空港とも出国ピークは12月29日、入国ピークは1月3日。