「下唇の厚い人」は企業経営に向いている 成功する人に共通する人相 (4/4ページ)

 「孫さんも鼻の穴が見える人だから、相手を信頼するタイプですが、この方の鼻先は丸いでしょう。これは『ニュースの鼻』といって新しい情報に嗅覚を持っている人ですね」(石丸氏)。突然、ネット事業から携帯事業に切り替えたかと思うと、iPhoneの独占販売をしたり、アリババとの提携を発表したりと、寝耳に水の提携や合併を数々発表してきた孫氏だが、そうした先見性もあの団子っ鼻に表れているのか。

 「顔にはその人の脳が表れている、というのがパーソノロジーの考え方です」(石丸氏)。最初は半信半疑だったが、こう見てみるとその分析には符合するところが多い。ときにはこういうことを参考に、企業動向を追ってみるのも面白いかもしれない。

 石丸賢一

 パーソノロジスト(人相科学者)。1951年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。日本顔学会会員。日本パーソノロジー(人相科学)の第一人者。日本キネシオロジー総合学院院長。90年にパーソノロジーに出合い研究を重ねる。人相診断に関する著書多数。

 (ジャーナリスト 大島 七々三 撮影=榊 智朗 写真=AFLO、時事通信フォト)(PRESIDENT Online)