2008年に米カリフォルニア州サンフランシスコでiPodの新機種を発表する米アップルのスティーブ・ジョブズCEO。革新的な製品もいずれは終焉を迎えることを予言していた=2008年9月9日(ロイター)【拡大】
同じ日に発表されたアップルの2013年10~12月期決算によると、この期のアイポッドの販売台数は前年同期のほぼ半分の約600万台で、売上高も半分の9億7300万ドル(約973億円)にまで落ち込んだ。
アップルの売上高全体に占める割合はわずか2%にとどまっている。一方で、アイフォーンは前年同期比7%増の5100万台、タブレット端末の「iPad(アイパッド)」も2100万台と、いずれも四半期としては過去最高を記録した。
世界的企業に躍進
「ほとんど趣味のレベルだ」。米IT系ニュースサイト、ザ・バージが、こう酷評するように、アイポッドはすでに存在意義を失っている。
ただ、アップルにとってアイポッドは記念すべき特別な製品だ。01年に400ドルで初代が発売され、03年には音楽配信サイト「アイチューンズストア」がスタート。