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姿見せた?サトシ・ナカモト ビットコイン考案の日系米国人か 一転否定 (1/3ページ)

2014.3.8 00:07

米カリフォルニア州

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 インターネット上の仮想通貨ビットコインの考案者とされる「サトシ・ナカモト」氏について、複数の米メディアが3月6日、その“謎の顔”を暴いた。米ロサンゼルス近郊テンプルシティに住む64歳の日系米国人男性で、暮らしは質素だが推定4億ドル(約412億円)相当のビットコインを保有する“大富豪”であることなどが明かされた。だが、男性は当初、ビットコインとの関わりを示唆したが、取材が殺到すると「メディアに誤解された」と関与を否定するなど謎が深まっている。

 米政府企業で業務

 ナカモト氏とみられる人物を最初に突き止めたのは米誌ニューズウィーク(電子版)だった。記事によると、ナカモト・サトシは本名で、1949年、大分県別府市に男3人兄弟の長男として誕生。59年、再婚した母に連れられカリフォルニア州に移住した。93歳の母は今も彼と2階建ての民家に暮らす。

 10代から鉄道模型の収集が趣味。物理学を学んだカリフォルニア州立工科大学ポモナ校を卒業後、「ドリアン・S・ナカモト」と名乗っている。南加州にある防衛・通信企業の就職試験を受けたが、3兄弟の末っ子で、機械メーカーの管理職を務めるアーサー氏は「『お前はばかだ』と面接官を罵倒し、その理由を説明して合格した唯一の人物だろう」と、その変人ぶりの一端を明かした。

政府や中央銀行に管理されないビットコインという発想

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