2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムへの建て替えのため、国立競技場(東京都新宿区)の解体工事が7月から始まる。1958年に完成し、64年の前回東京五輪の主会場として、また、数々の名勝負やイベントの舞台となった聖地・国立。その芝やスタンドのシートはレガシー(遺産)として、全国各地の施設に引き継がれることになりそうだ。
シートやゴミ箱まで
国立競技場を管理する日本スポーツ振興センター(JSC)は解体にあたって、不用となる備品の譲渡先を公募。備品にはシートや大型のゴミ箱、テーブルや椅子が含まれ、JSCは「多くの方にレガシーを受け継いでいただきたい」としている。
このうち、スタンドのシートに手を挙げているのが岩手県北上市だ。2016年に開催される岩手国体のメーンスタジアムとなる「北上総合運動公園陸上競技場」のシートとして、再生させたいという。