サイトマップ RSS

豪州も「日サロ」禁止、世界的潮流に 「皮膚がんの原因」と判断 (2/3ページ)

2015.1.7 00:02

米カリフォルニアの日焼けサロンで体を焼く男性。日焼けマシンの商業利用を禁止する動きが世界的に広がっている(ゲッティ=共同)

米カリフォルニアの日焼けサロンで体を焼く男性。日焼けマシンの商業利用を禁止する動きが世界的に広がっている(ゲッティ=共同)【拡大】

  • オーストラリア・首都キャンベラ

 現地紙シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH、電子版)によると、今回禁止されるのは全6州のうち最大都市シドニーがあるニューサウスウェールズやクイーンズランドなど5州とキャンベラの首都特別地域。日焼けマシンの有料サービスを行った事業者には、最大4万4000豪州ドル(約425万円)の罰金が科される。禁止されていないのは、高温多湿のノーザンテリトリーだけ。

 豪州の上空は紫外線を吸収する大気圏のオゾン層が薄いため、他地域よりも紫外線が強く皮膚がんの発症リスクが高い。専門家が国民に外出時にはサングラスと帽子を、海で泳ぐときも長袖シャツを着用するよう強く推奨するほどだ。

 「多くの友人の命奪った」

 天然の紫外線に加え、日焼けマシンも問題視された。豪州では1990~2000年代に若者の間でブームになったが、その結果、発症リスクも高まったという。ニューサウスウェールズ州がん評議会の調査では、35歳までに日焼けマシンを使った人は、使わなかった人より発症率が59%も高くなった。州内では毎年、少なくとも10人が日焼けマシンで皮膚がんになり、死亡しているとしている。

ブラジル、米・欧でも

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ