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【ラグビーW杯】攻め貫き「史上最高」逆転劇 日本、南アに歴史的勝利 (1/3ページ)

2015.9.21 00:00

試合終了間際に決勝トライを決めるカーン・ヘスケス(右)=2015年9月19日、英イーストサセックス州ブライトン(ロイター)

試合終了間際に決勝トライを決めるカーン・ヘスケス(右)=2015年9月19日、英イーストサセックス州ブライトン(ロイター)【拡大】

 桜のジャージーが左サイドいっぱいに飛び込み、ロスタイムの勇気ある逆転劇が成ると、スタジアムは「ジャパン」コールの熱狂に包まれた。ラグビーの世界一を決める第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会の日本(世界ランキング13位)は19日、英国南部ブライトンでの1次リーグB組初戦で、過去2度優勝の強豪南アフリカ(3位)に34-32で逆転勝ちし、歴史的勝利を挙げた。日本のW杯での勝利は、1991年大会以来24年ぶり(19試合ぶり)で、通算2勝目。世界を驚嘆させたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「W杯史上最高のゲーム。最後まで相手に向かっていってくれた」と選手をたたえた。

 「相手より走り勝った」

 日本は前半7分にFB五郎丸(ヤマハ発動機)のPGで先制。フランカーのリーチ主将(東芝)のトライなどで10-12と競り合って折り返した。後半も再三リードを許し、一時は7点差をつけられながらも五郎丸のトライと4PGなどで食らい付き、29-32のロスタイムに途中出場のバックス、ヘスケス(サニックス)が劇的な逆転トライを決めた。

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