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3つの「飛ぶ教室」 幅允孝 (1/5ページ)

2015.10.18 13:30

10月25日に発売される雑誌「飛ぶ教室_第43号」(光村図書出版、1000円+税)。あらゆる本好きによる誌上本屋ができあがった(提供写真)

10月25日に発売される雑誌「飛ぶ教室_第43号」(光村図書出版、1000円+税)。あらゆる本好きによる誌上本屋ができあがった(提供写真)【拡大】

  • 「飛ぶ教室」(エーリッヒ・ケストナー著、山口四郎訳/講談社文庫、535円、提供写真)
  • 「飛ぶ教室」(ひらまつつとむ著/復刊ドットコム、1728円、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 【本の話をしよう】

 『飛ぶ教室』と聞けば、あなたは何を思い浮かべるだろう? 1933年に発表されたケストナー(1)の小説? たしかに素敵なストーリーだ。ドイツ・キルヒベルクにあるギムナジウム(高等中学)で起こるさまざまな事件を、寄宿舎に住む生徒たちが力を合わせ解決していく物語。ナチス支配下で唯一発刊を許された自由主義的な児童文学としても知られている。表題は、生徒たちがクリスマスに上演した劇中の戯曲タイトルから取られたもの。聖夜が近くなるこの季節には、うってつけの名古典だといえる。

 異質のジャンプ作品

 一方、漫画好きが思い出す『飛ぶ教室』といえば、ひらまつつとむ(2)の隠れた名作なのではないか。1985年に「週刊少年ジャンプ」で連載していた伝説の学園SF。今年、「復刊ドットコム」から再リリースされたこの作品は、当時の「ジャンプイズム(努力・友情・勝利)」から完全に逸脱した内容ゆえ、1970年代に生まれたジャンプ少年たちの頭からこびりついて離れない作品なのである。何を隠そう、僕もその一人。当時は、衝撃的なストーリーに驚き、恐る恐る連載ページをめくっていたなぁ。

復刊10周年のお祭り

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