試合の主導権を握り、大半を相手陣内でプレー。両翼の選手は深い位置までえぐってクロスを上げ、ディマリアはミドルシュートでゴールを脅かす。イブラヒモビッチとカバニによる2点以外にも得点機はあった。監督の「今季最も素晴らしい試合の一つ」との言葉に偽りはないだろう。ただ、チェルシーとは過去2季とも対戦し、いずれもアウェー得点差で勝負がついている。この日の展開ならもっと点差をつけたかっただろう。
4連覇を狙う国内リーグは無敗で2位に勝ち点24差をつけて独走。ただ、クラブにとっては昨季まで3季連続8強の今大会でどこまで勝ち上がれるかが最も重要だ。(共同/SANKEI EXPRESS)