中国上海市で11月にオープンした日本の人気アニメ「名探偵コナン」をテーマにしたローソンのコンビニ店(陳鈞撮影)【拡大】
【上海=河崎真澄】中国上海市で先月オープンした日本の人気アニメ「名探偵コナン」をテーマにしたローソンのコンビニ店が人気を呼んでいる。
沖縄県の尖閣諸島問題をめぐって中国各地で9月に暴徒化した反日デモ以降、日本企業が関連する派手なイベントは自粛や中止が相次いだが、「コナンに罪はない」(来店客)との声に背中を押された。
上海市中心部の中山公園に近い同店舗は、1階と地下1階の2フロアで約250平方メートルの広さ。シャーロック・ホームズなどに扮(ふん)した店員がおり、店内はコナン一色。コナンの公式キャラクターグッズなども販売されている。
地下の飲食スペースはコナンの映画「ベイカー街の亡霊」の舞台でシャーロック・ホームズが活躍したロンドンの街並みがデザインされている。