【東京2020 国際都市への挑戦】
■第三の公共交通へ 3区で実証実験
東京都千代田区と港区が10月1日からシェアサイクル(コミュニティーサイクル)システムの実証実験を開始する。自転車専用道が整備された環状2号線の上に開業した虎ノ門ヒルズや東京駅前の丸ビルにもサイクルポートを設置。2年前に実験を始めた江東区を加えて3区で利用可能になり、今後は中央区、大田区でも導入を計画中だ。2012年の五輪開催に合わせて導入したロンドン市のように、シェアサイクルは鉄道・地下鉄、バス・タクシーに続く第三の公共交通システムとして定着できるのか。
電動アシスト付き
東京の中心、千代田区に24時間利用可能なサイクルポートが30カ所設置される。九段下にある千代田区役所前で9月から始まったプレサービスを利用して靖国通りを市谷方面へと走ってみると、電動アシスト付きで坂道を上るのも楽だ。
「千代田区の人口は約4万人だが、昼間人口は85万人、交流人口は300万人を超える。ビジネスや観光にかなりの需要が見込めるだろう」と千代田区環境技術・エネルギー対策担当の関成雄課長は期待する。