大発会を迎えた5日の東京株式市場は、日経平均株価が午後に値上がりに転じた。午前は200円超の値下がりで1万7200円台まで後退していたが、午後になって1万7500円台を回復している。
午後1時前には90円高の1万7540円まで回復している。
日経平均株価は一時231円安の1万7219円まで下げて、昨年12月18日以来、ほぼ半月ぶりの安値水準となった。ギリシャ問題などを受けた年末年始の欧米株安が影響し、大幅な値下がりとなった。
午前終値は、119円安の1万7330円まで回復していた。
午後になって、主力株を中心に買い戻しの動きが進んだ。東証1部銘柄は午前は値下がり銘柄の方が多かったが、午後1時ごろは6割が値上がりしている。ファーストリテイリング、KDDI、ソニー、イオンなどが上昇に転じた。