フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO(AP)【拡大】
【ワシントン=小雲規生】米交流サイト(SNS)大手のフェイスブック(FB)が「偏向疑惑」で批判を浴びている。FBがサイト内で意図的に保守系イベントなどのニュースをもみ消していると報じられたことが発端で、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は18日、保守派著名人らと面会し釈明に追われた。大統領選も今秋に迫る中、FBは疑惑拡大に神経をとがらせている。
疑惑の発信源は、インターネットメディア「ギズモード」が9日に報じた「FBが日常的に保守系のニュースをもみ消していた」との記事。FBの元従業員がサイト内にある人気の話題を表示するスペースから、保守系の政治イベント「保守政治行動会議」(CPAC)や大統領選の候補者のニュースを排除していたと証言する内容だ。
FBは表示するニュースは利用者が投稿などで話題にした頻度などに基づいて自動的に決められるとしている。しかし実際には話題になっていないニュースを掲載するよう従業員が指示されることもあったといい、中立を旗印とするFBが意図的に世論を操作していると印象づけている。