認可保育所、遅れる整備 働く親には「狭き門」… 1次選考で落選者相次ぐ (1/2ページ)

2017.3.14 05:46

長男に食事をさせる服部弥生さん=2月24日、東京都千代田区
長男に食事をさせる服部弥生さん=2月24日、東京都千代田区【拡大】

 認可保育施設の4月入所をめぐり、1次選考で落選者が相次いでいる。国の緊急対策も奏功せず、働く親にとっては相変わらずの「狭き門」。少子化で需要の先行きが見通せず、事業者が参入をためらうケースも出ている。

「どうせ門前払い」

 「自治体は子育て世帯を呼び込もうとしているのに、なぜ十分な保育所を整備しないのか」。2月に国会内で開かれた集会では、母親らの憤りと矛盾を訴える声があふれた。

 清掃関係の仕事をしている武藤知夏さん(23)=東京都葛飾区=は長女(1)の預け先が見つかっていない。これまでは義理の妹が大学に通いながら世話をしてくれていた。だが4月に就職するので、もう頼れない。「このままでは仕事を辞めざるを得ない。生活はどうなってしまうのか」

 東京都大田区の会社員、服部弥生さん(29)は認可外施設6カ所の選考結果を待つ。昨年4月の区の待機児童は229人。「どうせ門前払い」。認可施設は初めから諦めたという。

 「間違いなく達成できるという状況ではない」。安倍晋三首相は2月の国会答弁で、2017年度末までの「待機児童ゼロ」を事実上断念する考えを表明した。目標を掲げたのは13年4月。女性の就業率向上に伴う各地の需要増を見込み、5カ年計画で40万人分の受け皿を増やすとし、1年前倒しで達成。さらに10万人分を上積みするなど「万全の対策」をアピールした。それではなぜ、待機児童が一向に減らないのか。

保育士不足も課題

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。