抗がん剤残薬の活用検討 厚労省、医療費削減効果など調査

免疫に働きかけるがん治療薬「オプジーボ」(前列左、中央)
免疫に働きかけるがん治療薬「オプジーボ」(前列左、中央)【拡大】

 厚生労働省は、「オプジーボ」など高額な抗がん剤使用の無駄を減らすため、医療機関が残薬を活用した場合の安全性や医療費削減の効果について、9月にも調査研究を始める。自民党行政改革推進本部の「医療費見直しチーム」の会合で明らかにした。研究結果を踏まえ残薬の活用策を検討する。

 液状の抗がん剤は「バイアル」というガラスの瓶に入っており、オプジーボの場合、1瓶100ミリグラム約36万5000円で、患者の体重に応じて使用量を調整する。だが例えば30ミリグラム残っても、細菌汚染の恐れがあるとしてメーカー側は使用しないよう注意喚起している。廃棄すると10万円以上が無駄になる計算だ。

 厚労省は調査研究で残薬の活用に関して(1)安全性確保に必要な条件(2)実際に廃棄率が減るかどうか(3)作業が煩雑になり医療過誤が増えないか(4)小さな包装の開発の可能性-などを調べる考え。

 残薬を別の患者に使用している医療機関もあるが、1人に1瓶ずつ使ったことにして保険請求し、過大に医療費を受け取っている例がある。厚労省は使用量に応じた請求を徹底するよう、近く関係団体や都道府県などに通知する方針。

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