
ニイポートの一員に加わった山田彩乃さん(左端)とNegicco(右端の3人)。小林幸子さん(左から2人目)と新潟市の篠田昭市長(同3人目)とともに新潟港をPRする=13日、新潟市役所(松崎翼撮影)【拡大】
平成31年1月に開港150周年を迎える新潟港のPRのため、新潟市などが8月に立ち上げた団体「Nii port(ニイポート)」のキャプテンを務める同市出身の小林幸子さんらが13日、同市役所で記者会見し、新たに「みなとまち新潟スイーツ」など3つのプロジェクトを今後、順次展開すると発表した。
みなとまち新潟スイーツは、同市の伝統文化を担う古町芸妓と専門学校の生徒が連携して開発。さらに港町をイメージしたデザインを車体に描く「ラッピングバス」や「開港記念日CM」も展開する。CMに出演する小林さんは「全身全霊でPRしていく」と地元への貢献を誓った。
ニイポートのメンバーに地元アイドル「Negicco(ねぎっこ)」の3人や、地元の女性モデルグループ「リリー&マリーズ」(山田彩乃代表)などが加わることも発表された。バスのデザインを担当するNegiccoのメンバーの一人、kaedeさんは「新潟で育ったので、大きな事業に携われて本当にうれしい」と笑顔を見せ、山田代表は「大好きな新潟の良さを全世界にアピールしたい」と意気込んだ。
ニイポートは県と新潟、佐渡の両市、聖籠町などが設立した団体。NGT48や民放各局のアナウンサーらが既にメンバーとなっている。会見に同席した篠田昭市長は「新潟は宣伝が下手といわれるので、アピール力の高い人に応援してもらい、3つのプロジェクトで盛り上げたい」と話した。