週明け29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに大幅反落し、前週末比177・23ドル安の2万6439・48ドルで取引を終えた。下げ幅は昨年9月5日以来、約5カ月ぶりの大きさだった。
前週末まで3日連続で終値の過去最高を更新したほか、景気を判断する上で重要な米雇用統計の発表なども控え、いったん利益を確定させるための売り注文が優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も39・26ポイント安の7466・51と反落した。
原油先物相場の下落で収益悪化が意識された石油のシェブロンなども値を下げた。新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X」を減産すると伝わったアップルの下落も目立った。(共同)