1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前日比37・32ドル高の2万6186・71ドルで取引を終えた。2017年10~12月期決算の発表を2日に控えた石油のエクソンモービルが、原油高を背景に好業績が期待され値を伸ばし、相場全体を支えた。
決算内容が市場予想を上回った銘柄などが買われ、上げ幅は一時150ドルを超えた。しかし、午後に米長期金利が一時2・793%と14年4月以来約3年10カ月ぶりの高さまで上昇すると、企業の資金調達コストの増加などを警戒した売りが出て、伸び悩んだ。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は25・62ポイント安の7385・86だった。(共同)