株価に過剰な心配せず 米財務長官「問題なし」

 ムニューシン米財務長官は6日、議会下院の公聴会で、ニューヨーク市場の株価の乱高下について「過剰な心配はしていない」と述べた。「株価の動きは秩序立っており、市場は機能している。青信号だ」と指摘し、銀行同士がお金を貸し借りするなどの「金融システムに問題はない」と語った。

 ムニューシン氏は「米経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は、とても堅固だ」と強調。「(トランプ政権は)長期的な経済成長を重視している」とし、法人税率の大幅な引き下げを柱とする税制改革が景気拡大に貢献すると説明した。

 一方、国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストを務めるオブストフェルド調査局長は6日の討論会で「過去数日間、世界中で市場がいくらか混乱したが、ファンダメンタルズは間違いなくしっかりしている」と述べ、世界経済の回復傾向に影響はないとの見方を示した。(共同)