EU離脱後も特別関係確保 英首相、日本企業に説明

 英国のメイ首相は8日、トヨタ自動車やパナソニックなど日本企業18社の幹部とロンドンの首相官邸で会談した。官邸によると、メイ氏は欧州連合(EU)離脱後もEUと「新たな深く特別な関係」を確保すると改めて主張。経済への悪影響を回避し、日本からの投資継続を促した。

 同席した鶴岡公二駐英大使によると、メイ氏は、来年3月の離脱後に設ける移行期間はビジネス環境が現状とほぼ変わらないよう、EU側と交渉する方針も説明した。

 会談の参加企業はほかに日立製作所や日産自動車、楽天、エーザイ、三菱重工業など。英側はハモンド財務相やフォックス国際貿易相らも加わった。

 英国は最大の貿易先であるEUと離脱後の自由貿易協定(FTA)の交渉をまだ始めておらず、先行き不透明感を理由に投資判断を先送りする企業が相次いでいる。(共同)