フランスベッドの新シリーズ「グランマックス」は、高機能とインテリア性を兼ね備え、幅広い世代からのニーズに対応する【拡大】
入念な意思疎通と機動性で難題克服
≪TEAM≫
フランスベッドの電動リクライニング機能付きベッドの最高級シリーズ「グランマックス」は、開発メンバーの入念な意思疎通から生み出された。
開発当時、商品企画部に所属した開発メンバーのうち、永井英之さんは東京都新宿区の本社勤務だったが、メカ部分を担当した佐藤守さんとマットレスを担当した竹内穏博さんの2人は、東京都昭島市にある「PRスタジオ東京」がオフィスで、チームがまとまって打ち合わせを行うには、片道1時間半をかけて移動する必要があった。
通常ならば、電話やメールなどですませるところだが、フレームやメカなどの構造や、ヘッドボードに使われる木材の木目や色など、「メールや電話だけでは十分な打ち合わせが難しい」(佐藤さん)部分も多く、2人は頻繁に新宿に来訪。開発が佳境に入ってからは、「10日に1回ペースで顔をつきあわせていた」(同)という。
メンバーそれぞれの担当は、最終的にベッドとしての調和をなす必要があるため、その意味でも、顔を合わせる効果は高く、打ち合わせで、知らないうちに互いの方向性がずれているのを修正するきっかけにもなったという。