《続いて、30号議案も説明する》
男性株主「定款に、最適な事業形態の確立を追加する議案です。原発に依存した電力供給体制から可能な限り早期に脱却することが必要。神戸市からは計6議案を提案しました」
森会長「それでは、議案についてよろしくご審議お願いします」
男性株主「東京電力管内に居住しています。関電にも大阪市にもこれまで接点はありません。私は身体障害者手帳を持つ身で、停電は命にかかわる。昨年、関電を含む、他の電力会社からの電力融通を受けて、何とか生命を支えられました。関東地区の住民の一人としてお礼を申し上げます」
《物静かで真摯(しんし)な発言に会場が静まる中、男性株主の質問は続く》
「大阪市は大株主として、市民の命と生活を守る責任を持っています。全国区で大活躍の橋下市長は『動議』といいながら、いつのまにかいなくなりました。優秀な職員も多数いるのに、なぜか弁護士が孤軍奮闘しています。そこで、代理人の弁護士に質問ですが、大阪市民が使う電力はいったいどこで生み出されているのか。私の住む県も福島や新潟の電力で生活しています。2点目は大株主として、関電から多くの配当金を受け取っています。この配当金を使って、市民の生活を守るため、どういう努力をしたのか、おうかがいしたいと思います。的確な答えがなければ、(橋下市長に)日本の未来は任せられません」