市民マラソンで和気あいあい 組織の壁を越えて盛り上がる伝統行事 (1/4ページ)

2013.3.17 18:00

 新入社員に厳しい研修を課す企業が多い中、毛紡績最大手のニッケでは、印南工場(兵庫県加古川市)に配属された新入社員は、地元で開かれる「加古川マラソン大会」に出場するのが伝統になっている。同大会では5キロと10キロのレースへの出場者が大半だが、中には、フルマラソンを走りきった“猛者”も。マラソンはよく人生にたとえられるが、それはサラリーマン生活でも同様。苦しみを乗り越えた達成感は、社員を一回り大きくするとともに、職場の「和」にも大きな効果をあげている。

 同期の社員と和気あいあいの雰囲気に

 「マラソン出場をきっかけに、『同期』とも和気あいあいとした雰囲気になりました」

 平成20年に入社した同工場整理課仕上係長の末岡孝之さん(31)はこう打ち明ける。

 同工場には毎年、大卒と高卒の新入社員が計6、7人配属されるが、大卒と高卒では年齢が4歳以上違うため、「最初は互いに距離感があった」とか。

配属早々、マラソン大会に出場するよう先輩社員から告げられた

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