怯える韓国勢!? パナソニックのプラズマ撤退は「数年後の自らの姿」か (3/5ページ)

2013.3.25 13:05

家電量販店でかつては人気を集めていたパナソニックのプラズマテレビ「ビエラ」=平成19年6月、大阪市北区

家電量販店でかつては人気を集めていたパナソニックのプラズマテレビ「ビエラ」=平成19年6月、大阪市北区【拡大】

  • プラズマテレビ向けパネルを製造するパナソニックの尼崎第3工場(兵庫県尼崎市(本社ヘリから)

 1960~80年代、日本の家電各社は絶頂をきわめ、その原動力となったのがテレビだ。ピーク時には各社の全売上高に占める比率が約4分の1にまで達したことがある。世界の薄型テレビ市場(売り上げベース)をみると、2005年はパナソニックが約13%と首位で、シャープが3位(シェア11%)だった。

 しかし、2011年はサムスン(23%)、LG(13%)と韓国勢が1、2位を独占。ちなみに日本企業はソニー10%、パナソニックとシャープが各6%と低迷した。かつて日本が米GEなど米国を抜いたように、韓国勢が「家電の盟主」という地位を日本から奪い取った。

 世界のテレビの3分の1は韓国製

 市場調査会社ディスプレイサーチによると、12年の世界テレビ市場で、サムスンはシェア21%と7年連続で首位をキープ。2位のLGとあわせ、韓国企業のシェア合計は36%と世界のテレビの3分の1以上は「韓国製」という圧倒的な存在感をみせつけている。

「『韓国モデル』をまねして急成長しているのが中国企業」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!