社長から「ホメホメメール」をもらうと、「ほめほめプレート」と呼ばれる盾が贈られる(中村智隆撮影)【拡大】
そんな…、自分で自分を表彰してくれとは…。
フツーの日本人ならためらうのがもっともだが、そこを前向きに突くのがこの制度のねらい。制度として導入し、社内がそれで当然という風土にしてしまえば、誰も遠慮しなくなる。むしろ、“内に秘めたやる気”を引き出すことになるというわけだ。
このホメホメメールと青い鳥カードの裏にあるのは、信賞必罰ならぬ「信賞必“誉”」の精神。
業績を上げれば、とにかく経営トップが社員をほめる。そうすれば、社員も自然「ほめられたい」と思って、仕事に邁進(まいしん)する。このいわば単純な論理で人を動かし、それが好循環を生んでいる。
かの山本五十六も納得!?
ホメホメメールは現場の管理職の推薦で対象者を決め、青い鳥カードで上がった対象者も、その上司が推薦する。
ここで大切なのが、管理職は「見張る」のでなく、「見守る」という姿勢だ。青い鳥カードでは、自薦に値すると上司が判断すれば、部下に立候補を促すこともあるという。こうした雰囲気ができあがっていれば、社員は前向きに仕事をするようになる。