アイリスオーヤマの12月期売上高【拡大】
ここ数年はマネジメント業務が中心だったが、定年を前に一念発起。昨年12月にパナソニックを退職し、今年2月からオーヤマで働き始めた。今は研修中だが、培ってきたデザインで生活用品の新商品づくりに携わっており、毎週月曜日に開かれる新商品開発会議では役員から意見を求められることもある。
パナソニックで約21年間、半導体事業にかかわっていた松本多津彦さん(51)も同時期にオーヤマに再就職した。加湿器の電子回路の設計を任されている松本さんは「これまでは『部品屋』に徹していた。今後はメーンの電子回路を手がけ、小さい部品で製品のすべてをコントロールする醍醐味(だいごみ)を味わってみたい」と意気込む。
デジタル製品の販売不振や、韓国メーカーなどとの競争激化から、電機大手は軒並み業績が悪化。13年3月期に過去最大の4500億円の連結最終赤字を見込むシャープは希望退職を募集し、昨年12月までに2960人が去っていった。2年連続で7000億円超の最終赤字を見込むパナソニックも希望退職を募っている。