アイリスオーヤマの12月期売上高【拡大】
大阪を拠点とする有力企業の相次ぐリストラに機敏に反応したのがオーヤマだった。同社は安定成長が見込める白物家電事業を拡大するため、昨年12月、大阪・梅田に開発拠点を新設し約30人の技術者を中途採用すると発表した。
開発拠点が角田市だけという地理的条件がネックとなり、全国から優秀な技術者を集めるのに苦労してきた。開発拠点を東西2カ所に設けることで、「即戦力となる人材を集めやすくなる」(大山繁生常務)と踏んだ。
大阪で計3回開催した会社説明会には200~300人の技術者が参加。真野さん、松本さんを含めて約20人の採用を決めた。今月中にさらに10人程度を採用する計画だ。
生活者の視点重視
プラスチック製造からスタートしたオーヤマは「生活者の視点」にこだわって生活用品を提供してきた。ただ、04年ごろまでは主要販路となるホームセンターの成長鈍化などもあって売上高は伸び悩んでいた。