米国製のホンダ主力車「シビック」【拡大】
【ビジネスアイコラム】
日本車メーカーが米国での現地生産に乗り出してから、昨年11月で30周年という節目を迎えた。なぜ日本車は米国に浸透したのか。答えの一端を生産現場で考えてみようと、米オハイオ州のメアリズビルにあるホンダの工場を取材した。
洗練された作業員の仕事ぶりにも感銘を受けたが、感心したのが工場内がゴミ一つなく研究室のように清潔だったこと。工具などの整理整頓も徹底しており、エンジニアのスティーブ・ロドリゲスさんは「第一は安全確保だが、作業効率を高める狙いもある」と話してくれた。
白い作業着も印象的だ。制服着用が珍しい米国では当初戸惑いもあったというが、「家族のような絆を育んでくれる。気に入っているんです」と工場長のロブ・メイさん。