米国製のホンダ主力車「シビック」【拡大】
東日本大震災で減産を余儀なくされた際は、遊休時間を“活用”し、部門ごとの対話集会を開いて連帯感を一層高めたそうで、「日本流のきめ細かい生産・品質管理と、コミュニケーションを大事にする米国人の良さがうまく融合できた」という。
ホンダが日本車メーカーで初めて米国で四輪車の生産を始めたのは1982年11月。ホンダで28年間勤めるメイさんも、草創期の米国ホンダを知る一人だ。
なぜ日本車は米国で浸透したのか。その問いかけにメイさんは「最高品質の車を造ろうという気概だ。今でも組み立てラインを歩くたび、ホンダのプライドを感じる」と即答した。
メイさんなど米国人の工場幹部は若手作業員や他の工場への指導も行っており、「かつて日本人に学んだ自分たちが、今は先生の立場になった」と胸を張る。