例えば、時速40キロ走行で、アクセルをさらに4分の1程度踏み込んだ場合、0・5秒後には、従来車よりも約4割加速度が高まるという。吉永社長は、「ガソリン車よりも、さらに走りが良くなる。ターボ(過給器)の変わりにモーターを使った感覚。『走りが楽しいでしょ』という提案だ」と説明する。
こうした技術に加え、搭載が有力視される渋滞時にアクセルとブレーキを自動制御して前の車に追突しないように追従する機能「クルーズコントロール」にもハイブリッドの利点が生かされた。この機能を使った走行は、走りの楽しさよりも、燃費性能により力点が置かれる。通常の走行時は、ガソリンエンジン約3割、電動モーター約7割の使用率比率が、ガソリン約6割に対し、電動モーターが約4割となる仕組みで、「約1割の実用燃費アップにつながる」(竹内プロジェクトゼネラルマネージャー)という。