生命保険にも「価格破壊」の波 ネット専業など台頭、横並び意識崩れる (3/5ページ)

2013.7.23 09:15

1世帯当たりの年間保険料支払額

1世帯当たりの年間保険料支払額【拡大】

 だが、最大手の日本生命保険が大半の商品で保険料を据え置いたほか、主力商品を最大10.8%引き下げた太陽生命保険は足元の契約件数が前年同期比3割増となり、主力商品で20~40代向けの保険料を引き下げた住友生命保険も4~6月期の契約件数が同8.8%増となった。一方、全世代平均で0.6%値上げした明治安田生命保険は前年同期をやや下回っている。

 お得感で囲い込み

 保険料の設定で明暗が分かれる中、朝日生命保険は銀行の窓口販売や来店型店舗など代理店向けに、保険料を従来より最大3割安くした医療保険を今月16日に発売。法人営業本部代理店事業ユニットの南貞行・新規事業戦略マネージャーは「売り手とお客さまの双方に満足してもらえる価格を意識した」と話す。

 代理店に特化した商品設計や事務体制、契約管理システムを整え、契約手続きなどを簡略化したことで低コストの商品開発が可能になったという。同社は4年後をめどに、代理店向け商品の新規契約で年間換算の保険料収入を現在の4億5000万円から40億~50億円に引き上げたい考えだ。

実際、契約1件当たりの保険料は近年低下している

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