軽自動車の販売シェア【拡大】
「一部改良の場合でも全面改良並みの変更を加えないと売れない」と、軽大手の幹部は危機感を隠さない。
8月中に発売されるダイハツの「ミライース」も一部改良ながら燃費性能はガソリン1リットル当たり33.4キロと、スズキの軽「アルトエコ」の33.0キロを抜き、ガソリン車でトップに立つ。ダイハツの担当者は「新鮮味のあるクルマを少しでも早く出す必要があり、発売を前倒しした」と打ち明ける。
同社は今秋にファミリー層に人気の高い「タント」の全面改良を控える。衝突回避システムを軽で初めて搭載した「ムーヴ」も12年末の発売以降、好調を維持。1~7月の軽市場で31.7%とトップを走るシェアを総力戦で拡大させたい考えだ。
一方、シェアが29.6%のスズキは衝突回避システムを追加して7月に発売した燃費30.0キロの「ワゴンR」や、3月に発売した室内空間が広い「スペーシア」で販売の積み増しを図る。