軽自動車の販売シェア【拡大】
鈴木俊宏副社長は「魅力ある商品と営業努力でシェア30%を回復したい」と意気込む。
ホンダは人気の「Nシリーズ」第4弾の「ライフ」を11月にも発売。従来は中心価格帯が120万~150万円と高めだったが、低価格帯の品ぞろえを強化するもよう。日産と三菱はデイズとeKワゴンの好調さを保ちながら、14年初め発売の共同開発第2弾につなぐ戦略を描く。
需要の盛り上がりが予想される一方、販売力や商品力の違いで売れ行きに差が出る可能性もある。各社にとって今年後半は軽の勢力図の塗り替えを懸けた天王山の戦いとなりそうだ。(古川有希、飯田耕司)