パナソニックとシャープ「雌伏の一年」 リストラでV字回復なるか (3/3ページ)

2013.12.31 06:00

 平成25年4~9月期連結決算で、パナソニックは中間期としては過去最高の最終利益を計上。シャープも本業のもうけを示す営業利益で黒字化を達成した。パナソニックの津賀一宏社長は「進んでいる方向に間違いないということが見えてきた」と語る。

 実際、両社は成長戦略に転換しつつある。パナソニックは平成27年度入社の新卒採用人数を前年度比2倍増にすることを発表した。増加分を自動車や住宅関連事業に集中配置する計画。シャープも、利益率の高い液晶パネル「IGZO(イグゾー)」の外販や技術供与を強化しており、来年は反転攻勢でV字回復できるか真価を問われる。(藤原直樹、織田淳嗣) 

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