産経新聞社が主要企業122社を対象に実施したアンケートで、2020年東京五輪の開催決定で業績に好影響があると答えた企業が6割を超え、大きな期待を集めていることが分かった。日中関係悪化は、回答企業の約3割が業績にマイナス影響があったとしたが、日韓関係に関しては4%(5社)にとどまった。発足から1年が経過した安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を支持する企業は約9割を占めた。
東京五輪開催決定を受け、プラス影響を見通した企業は「道路インフラ工事の増加による受注増が見込まれる」(建設)、「湾岸地域のマンション販売がすでに好調」(不動産)、「テレビをはじめとした家電需要」(電機)など、さまざまな需要創出につながる期待をにじませた。
昨年、訪日外国人数1千万人達成にわいた運輸・旅行業界も、東京五輪の開催で「事前の視察、会議を含めて訪日旅行の需要が増える」と歓迎。「景気浮揚につながる可能性」(商社)と日本経済全体への好影響を指摘する声もある。