【開発物語】サントリー酒類「-196℃ ストロングゼロ〈DRY〉」 (5/8ページ)

2014.1.13 05:00

マイナス196℃の液体窒素でレモンを凍らせる(右)。その後、専用機械で丸ごと粉砕してパウダー状(左)にする

マイナス196℃の液体窒素でレモンを凍らせる(右)。その後、専用機械で丸ごと粉砕してパウダー状(左)にする【拡大】

  • 昨年末に放映開始した「ー196℃ストロングゼロ〈DRY〉」の新CM。部下役の男性を連れた天海祐希さんは、食事と良く合う“ドライな飲み口”に満足の表情(サントリー酒類提供)
  • ストロングゼロの開発を担う井島隆信さんと川本憲良さん、神津早希さん(左から)。週1回集まり、試作品や既存品の改良について議論する=川崎市中原区のサントリー商品開発センター

 「実はお酒があまり飲めなくて…」と打ち明けるのは入社3年目の開発研究担当、神津早希さん(27)。それでも、腕の良いバーテンダーのいる店にフルーツを持ち込んでカクテルを作ってもらったり、時には話題のスイーツを味わったりしながら、「素材の風味をどう生かすか、そのインスピレーションを得ようと頑張っている」。チーム内で頼りになる存在となっている。

 自らの味覚がキーとなる仕事なだけに、舌と鼻のケアには繊細さを保つため人一倍気を遣っている。

 「製品の中身に対する支持こそが私たちの誇り」。ユーザーや流通各社などとのコミュニケーション役を務めるマーケティング担当、井島隆信さんは、開発研究チームに心から信頼を寄せている。だからこそ「製品の価値を多くの消費者に伝えたい」と力説。「-196℃ ストロングゼロ〈DRY〉」で広げたユーザー層をさらに定着させるため「今年はプロモーションに注力する」という。

 RTDは他のアルコール飲料と比べ、味や機能など多彩な価値を提案できる点が特徴だ。メンバー一同は、手がける製品でユーザーの「お酒ライフの幅を広げたい」と意欲を燃やす。

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