もっとも、競合メーカーもRTDを重視する方針は変わらない。4月の消費税率引き上げもあって、アルコール強めのRTD人気が拡大するのは確実とみるからだ。しのぎ合いが激しくなるのは必至で、記者としても左党の一人としても今後の行方から目が離せない。(山沢義徳)
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≪KEY WORD≫
■-196℃ ストロングゼロ〈DRY〉
サントリー酒類が2013年4月に発売したアルコール分8%の缶チューハイ。かんきつ類の風味を生かしつつ、甘味料ゼロで食事と合わせやすいドライな味わいに仕上げた。「-196℃」シリーズは05年発売で、独自技術により極低温で凍結粉砕した果物の浸漬酒を使用。そのうちアルコール分8%の「ストロングゼロ」シリーズは09年に発売、当初は男性をターゲットとしたが多くの女性ファンも獲得し、サントリーが販売するRTDの4割超を占める主力商品となった。税込み希望小売価格は148円(350ミリリットル入り)と200円(500ミリリットル入り)。